第17回長崎『食』の博覧会!

 10月21~22日の2日間、JR長崎駅かもめ広場で開催された、第17回長崎『食』の博覧会の司会を担当させていただきました!私が市職員時代に司会を担当した時は浜町ベルナード観光通りで開催していたイベントですが、数年前から長崎駅かもめ広場に会場を移し、市民の皆様だけでなくJRご利用の観光客の皆様にも、多彩な長崎の『食』をPRしているそうです!

 

 

『食』の博覧会は、ステージイベント、長崎の『食』の試食・販売・PRブース、展示コーナーの3部構成。

 

 ステージでは、長崎和牛や戸石とらふぐ、オランダポーク、長崎スパゲッチー、コーヒーの実演・試食(飲)会の他、古式ゆかしい『庖丁式』披露、プロの職人による和菓子作り実演・解説、長崎の新しいお土産品のPR、アクロバティックなピザ回しショーなど、2日間盛りだくさん!長崎のプロの若手料理人が技を競った『ながさき和・華・蘭料理コンクール』の表彰式では22名が賞に輝き、長崎・諫早・大村市内のプロのパティシエと未来のパティシエ(学生)を対象に募集した『長崎シュガーロードスイーツコンテスト』の表彰式では6作品9名が入賞しました!特に、和菓子作りの実演では、菓子工業組合の理事長を務める岩永梅壽軒の岩永社長の解説を間近で聞きながら、美しい和菓子の世界に心躍りました。

 

 食の試食・販売・PRブースでは、長崎市が誇る橘湾の賜物『戸石とらふぐ』の唐揚げ、日本一に輝いた確かな美味しさ『長崎和牛』の串焼き、マスコットキャラクターの竜眼王もやってきた『長崎かんぼこ』、農産品輸出額世界第2位のオランダが日本人向けに開発したブランドポーク『オランダ風車豚』の精肉販売、ド・ロ神父からもたらされた日本パスタ発祥の味を手延べ製法で再現した『長崎スパゲッチー』、長崎市観光イメージアップお土産品コンテストで最優秀賞を受賞した『NAGASAKIでぃっぷる』・『出島ミルキーチーズケーキ』・『余すことなく茂木のビワゼリー』など、大好評で完売するブースも続出しました!

 

 会場中央の展示コーナーには、次世代の長崎の食の世界を担う若手料理人達が出品した『ながさき和・華・蘭料理コンクール』の41作品や、料理細工・卓袱料理などの料理形式の展示、そして砂糖文化で花開いた長崎の和菓子や伝統菓子の展示がなされ、目にも美しい長崎の幅広い食文化をご覧いただきました。長崎の職人さんの技、本当に素晴らしかったです!そして、コンクールに出品された若手の料理人さんに、熱心に声をかけておられた『食』の博覧会実行委員長の坂本会長のお姿に、長崎の食の世界は、こうやって高いレベルで次世代に引き継がれていくのだなと感じました。

 

 今回は、調理実演を伴う試食会に特に力を入れたそうです。長崎の『食』の素晴らしさを味わって覚えていただき、消費拡大へ!私達が、長崎産のものをどんどん食べて地元を応援しなければ!!→これは私、得意です(笑)

 

 また、このようなイベントは、生産者の皆さんとお客様が直接お話ができる絶好の機会のようで、お客様の生の声に、『これからも戸石とらふぐを地元の皆さんに沢山食べていただけるよう頑張ります!』とステージで熱く語ってくださった、たちばな漁業協同組合のT販売課長さんが印象的でした。

 

 あっという間の2日間。しかも台風の影響で風が強い中、多くの皆様にご来場いただき、本当に感謝です!この素晴らしい機会をいただいた、坂本実行委員長はじめ市水産農林政策課の皆様、市商業振興課様、JR九州エージェンシー様、その他イベント関係者の皆様、本当にありがとうございました。