カトリック神の島教会とおばあちゃんの話

 真夏に戻ったような厳しい暑さが続いている長崎です。

 先週の水曜日9月4日から昨日11日まで、ほぼ毎日 教会でお仕事でした。明日は久々にご葬儀の仕事はないのですが、溜まった新規事業の資料作りが待っています(^^;)

 葬儀司会を一区切り終え、翌日の事務作業への活力に、ご褒美ランチは 紅灯記さんの黒酢酢豚定食!濃厚クリーミーな絶品★杏仁豆腐も追加注文♡幸せなランチタイムでした。

 

 昨日は、カトリック葬儀の司会を始めて10ヶ月目にして、初のカトリック神の島教会。

 以前、不思議な世界を見ることのできる方 数名から、私の側にはロザリオを手に持った年配の女性がいるよと言われ、それは祖母だと後日確信しました。

 ここカトリック神の島教会は、カトリック信者だった祖母が娘時代に通った教会。親の反対を押し切り、仏教徒のじいちゃんの元へ、押しかけ女房同然で結婚し 教会に行くこともなくなったけど、亡くなる間際には毎日『教会に行きたい』と言っていたと、カトリック信者だった今は亡き叔父から聞きました。そんな祖母を、叔父は木鉢教会や神の島教会へおんぶして連れて行ったそうです。

 私はおばあちゃんに とっても可愛がられた孫だったのに、訳あって十数年間、実家や親類縁者と疎遠になっていた時期があり、おばあちゃんの最期を知りませんでしたが、後日 その話を叔父から聞き、私の守護霊はおばあちゃんだと確信しました。

 昨年8月、その叔父が亡くなった際にお世話になったのが 現在お仕事をいただいている栄光式典社です。カトリック信者ではなく、またカトリック葬儀の司会経験も無かった私ですが、叔父やおばあちゃんに勇気をもらって、栄光式典社の門を思い切って叩いたからこそ今があります。これも、叔父や祖母が繋いでくれたご縁だと思っています。そうやって、日々教会に通うようになりましたが、それは私の傍にいるというおばあちゃんが少しでも喜んでくれたらと、遅くなったばあちゃん孝行をしているつもりでもあります。

 青い空と蒼い海。白亜の教会とマリア像。

 地域の方々を見守るように高台にあるその教会からは、祖母がかつて見ていたであろう景色が広がっていました。

 

 おばあちゃん、お待たせ。やっと来たばい、神の島。